こんにちは。
仕事の合間、カフェでランチ。
いや、オヤツかもしれないが、パンでお腹を満たしてみる。
カフェと言えば、昨日のハナシ。
「カフェかのん」さんへお邪魔していた。
チーズケーキや炒れたてコーヒー、マスカットなどをご馳走になる中、数多の話題も楽しませていただいた。
マスターの「賢さ、したたかさ」ネタ。
奥さんの「スイミングスクール」ネタ。
面白さが混じるハナシをはじめ、尊厳死や日本の技術力という奥深いものまでも登場した。
「技術力」へと話題が及んだキッカケは、青色発光ダイオード(LED)。
周知のとおり、赤崎勇氏、天野浩氏、2人の日本人が。
そして、米国人の中村修二氏(米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)がノーベル物理学賞を受賞された。
(スウェーデン王立科学アカデミーのプレスリリースによれば、中村氏は米国人扱い。米国籍を持つのだから当たり前だけれど。)
その中村氏は、受賞会見の場でこう述べられた。
「開発が偉大でも、市場では勝てない」と。
さらに、こうも続いた。
「携帯電話技術や太陽電池もグローバル化に失敗した」。
「LEDも同じだ。日本で開発されたが、すべての市場を失っている」と。
つまり、新しい技術の開発には成功しても、ビジネス面では負けてしまう実態を語られた格好だった。
日本で生まれながら、米国へ渡り腕を磨くアスリートたち。
そこで才能を開花させ国際舞台で活躍する。
そういう姿と、どこかタブるのは気のせいだろうか。
日本の国際特許申請件数が米国に次いで世界第2位(昨年)であったことを思えば、そういう感覚もしてくる次第だ。
そういえばだが、政府は今月9日、特許法の改正を発表した。
経団連からの要請だと言われているが、タイミング的にはなかなかの嫌らしさだ。
というのは、「社員のモノ」としてきた研究や発明の特許を「企業のモノ」に変更するというのだから。
(発明に貢献した社員に報酬を支払う社内ルールを定めることが条件)
でも、どうなのだろう。
個人的には「そっちか?」という気がしないでもない。
さて、世紀の大発明、青色発光ダイオード。
個人的には「釣り道具」の進化にも期待している。
我ながらスケールの小ささに驚きだが、とくにLED投光器(集魚灯)。
さらにハイスペックになって、よりお手ごろ価格で。
そう都合良く願っていたりもする。
ではでは、ステキな週末を。