こんばんは。
神戸での仕事が終わり、馴染みのタイ料理屋さんへ。
一押しのココナッツ・イエローカレーに夢中です。
さてさて、花が咲いた話題は、おおむねこういうこと。
「ウチのお客さまの定義って?」
「誰でもお客さまにしてしまうと、あとが大変だよね」
というのは、「そんなこと言われても・・・」
「やれやれ、トホホ」的なお客さまエピソードが、
いくつか登場したことがきっかけでした。
どこでもありますよね。
こういうハナシは。
人がやることなのでミスはあるし、
「提供する側」と「される側」という立ち位置で相対するワケですから、何かしら「不満のような声」は出てくるでしょう。
これに限らず、いずれのクライアント先などでもそれらのエピソードは耳にすることです。
ただ、その声にも2つある。
そういう印象があります。
ひとつは、建設的な声。
もうひとつは「そんなこと言われても」的な、お客さまの身勝手な声。
とうぜん、後者の場合は対応が大変です。
過去のやり取り、言った言わない的なことをはじめ、
あらゆることがそのお客さまにとって都合の良いものになりがちですから。
ただ、そう思い込んでいる人に「それは違いますよ!」
なんてストレートに言おうものなら、ね。
人はだれでも自分を中心とした自己都合の中にいる。
そう言っても良いかもしれません。
だから、「コッチはお客だ!」という立場に便乗して、
人がそもそも持つ傲慢な要素が解放されやすいのかもしれない。
ようするに、どこまで自身を律するか。
そういうハナシじゃないかと。
ビジネスとは売上があがってナンボ!
だから、すべての人がお客さまなんだ!
そう考えるのもアリだし、それを否定しようとは思わない。
だけど、「ウチのお客さまはこういう人だ」とした方が
そういう要素を持っている人が集まって来てくれる。
つまり、考えに共感してくれる。心地良く思ってくれる。好きになってくれる。
そういう人がお客さまになりやすくなる。
それは確かなこと。
そして、そういう人ほど「身勝手な声」ではなく「建設的な声」を出してくれる。
そういう印象があります。
目先や一過性ではなく、のちのちを考えれば、
つまり、事業の継続的な発展を望むのであれば、
「お客さまを選ぶ」とは大切なキーワード。
そう考える次第です。