来週より企業決算の本格化がスタートします。
今年は比較的企業業績が楽観的に見られています。
企業決算の内容ですが、何で判断をしていますか？？
営業利益？純利益？各それぞれ見る視点が違うかと思います。
私は、特に見ている部分は【貸借対照表】と【キャッシュフロー】です。
貸借対照表は、Ｂ/Ｓと表される【バランスシート】のことです。
資産の部・負債の部と大きく分けてありますが・・・
利益を重視している方にはあまり興味ないかもしれませんね。
しかし、Ｂ/Ｓは非常に重要な要素を備えております。
利益が上がっても、Ｂ/Ｓが大きくなってしまえば実質的なキャッシュ(現金)は入ってきません。
個人にたとえてみましょう。
お金持ちがなぜお金持ちなのか？
単純に毎月の支出を抑えているからです。
年収1000万円ある人でも、毎日付き合いや飲み会などで【支出】が発生していれば【キャッシュ】は普通のかたがたと変わらないくらいになります。これは企業に例えると【販売管理費】の部分ですね。人件費や経費が多くなるとその分お金が減ります。
企業も同じで、いくら''会計上''の利益は出ていても【キャッシュフロー】が増えていなければ成長しているとは言えません。手持ちのお金がないんですから。
もし時間等に余裕のある方はぜひ【貸借対照表】と【キャッシュフロー】の部分を決算短信で見てみてください。
なかなか面白いことが発見できたりします。
売り上げ下がっていのに現金毎年増えているな～とか・・・
※キャッシュフローの項目で【投資キャッシュフロー】がプラスになっている場合は資産を売却しているということなので要注意。
定期的に号外なブログを更新できればと思います。
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