今回は、当店お客様の会員顧客様からのご紹介をいただき、ポルシェ911−50というアニバーサリー限定モデルのコーティングご依頼を。



ソリッドブラックカラー、走行距離57,000キロ、ガレージ保管車です。オーナー様は、新車から購入され、ドライブが好きな方ですので、走行距離はそれなりの状態かつ、艶面でも素晴らしい塗装質を持っておりました。


ですが、これらはあくまで屋外の太陽光で見た印象です。



こちらを、ブラックブース内にて、高性能LEDで見て見ますと。

艶質は、ぼやけてしまっていますね。また、ブラックブースというのは、通常のショップやディーラーでは見えない些細な傷、数ミリ以下のものを確実に捉え、ボディーに今何が起こっているか?が全て分かります。



携帯カメラの精度では、限界がありますが実車は、かなりの細かなものから、おおまかなもの、複数の傷が全体に入っています。


そして、LEDライト照明の映り込みが激しくぼやけています。これは、前施工をディーラーにて作業された時に、しっかりと磨かれていない状態であり、ガラスコーティングによる無機質付着が見受けられます。


ソリッドブラックカラーを美しく魅せるには、非常に高い難易度の研磨技術が必要であり、塗装状態に合わせたマッチングが重要です。





また、今回に関しては最新のセラミックコーティングを使用する以外に、他社様との差別化をは図る意味で、当社独自のコーティング剤による意図的な「グロスコントロール」を入れる予定です。


業界内には、勿論ないワードですがグロスコントロールは、例えば女性が美容室にてパーマをかけた後、仕上げはムースなのか、ワックス、あるにはヘアークリーム、他トリートメント剤などで、その髪の質感演出をしていくのと同じアプローチです。


コーティング剤は、透明でも温かみのあるものや無機質ガラスコーティング剤のようにクールで硬い質感に見えるもの、またセラミックコーティングのように奥行きを感じるものと、実は全て質感は違うものです。








質感は、様々で限界枠の中で瑞々しい好みの方も居れば濡れたようなイメージを好む方も人それぞれです。


こちらの911は、来週より施工予定ですので、次回、施工作業工程を掲載したいと思っています。

一台、1週間施工による、長い時間と手間をかけたものをお届けしたいと思います。



【予約制カーコーティング&ラッピング】

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