その日の朝、
私は完全に限界を迎えていた。



とっくに朝を迎えているけど、
彼はいない

彼が戻ってくる前に
この家を出るため、
そして1人帰国するため、
大急ぎでスーツケースに荷物を乱雑に詰めていく



その時だった。

彼と行動を共にしていた男性スタッフからの電話。


荷詰めも終わるところだし、
一言帰国を伝えようと思い、電話に出た。


すると、、

彼が突然倒れ、
市内の病院に緊急搬送された、、
迎えにいくので、準備をして待っていてほしい

という内容だった。



驚いたけど、


バチが当たったんだ


この時、私は
その程度にしか思ってなかった。