長時間の持久有酸素運動をやった後に、
膝に違和感を始めて感じたのは四年前。
とあるマラソン大会で20キロ地点のエイドステーションで軽くストレッチをした後、右膝下部に痛みが走りました。
その後はなんとも無かったのですが昨年末、
大阪マラソンで自己ベストを気持ちよく更新した翌日でした。
調子に乗って会社のスポーツイベントに参加。
そこでまた再発。
今度はなかなか治らず整形外科に行くも
何もしてもらえず、少しのランですぐに走れなくなるほどの痛みを感じるようになりました。
約半年悩まされました。
YouTubeに色々なアドバイス動画があり、いくつかの方法を組み合わせる事で、今では痛み無く走れるようになりました。
以下にそのポイントをまとめてみます。

1.静かな足音
 膝の痛みは、継続した横方向のストレスから炎症を起こして痛みに繋がると皆さん仰っています。
足先の向き、着地の位置、重心の掛け方、
足の送り方。
諸説あるようですが、バタバタ走りにならないように気をつけて、足先を真っ直ぐ前に向けて
いればあまり横向きの力が膝に
かからないようです。
これを意識して身体の使い方を修正しました。
結果はプラスに働いているようです。

2.左右フラットな着地
自分の場合は爪先着地、爪先重心で
走ると膝と脹脛に負担がかかりすぎる
みたいでした。
但し完全なフラット着地をしようとすると、
軽いヒールストライクになるらしく、
長く走れませんでした。
なので爪先着地、フラット(ウナ)重心が一番疲れない自分の走り方です。
ただ、これでも膝下に痛みが走りました。
膝の痛み=横向きのストレス
と考えながら足を動かしていて気づきました。
足の重心の掛け方で意識していたのが
前後方向ばかりだった事にです。
着地は足の指の付け根で着地しますが、その時に親指の付け根にかなり重心が寄っている事をその時感じました。
左右方向にフラット着地を意識して動いてみるとこれが自分にはストライクだったようです。
一気に痛みが改善しました。

3、大きなストライドではなく早いケイデンズ
これはロードバイクの知識からですが、
早く走る時も、ゆっくり走る時も同じ歩数
(180歩/分)を意識しています。
歩数はケイデンズ。
歩幅はギアと同じ考えです。
早いケイデンズを長時間維持する事を念頭に
走るようにする事で、タイムの早い遅いによる
ストレスがだいぶんマシになりました。
結果、フォームが崩れにくくなったみたいで、痛みの無い着地に集中出来る時間が長くなっているのでしょう。

4、青竹踏み
痛みがあった時の事です。
動画で見た色々なマッサージ、ストレッチ。
これらよりも一番痛みが引いたのは、何故か青竹踏みでした。
そこら辺の店で青竹踏みの足ツボマッサージ器、
安くで売ってるやつです。
あれ、凄い効き目です。
グリグリっとやって、降りたらスッキリ。
いっぱい助けられました。

上記の方法で今のところ痛みも再発せずに走ることが出来ています。
誰にでも当てはまる話では無いと思いますが、情報の一つとして参考になれば幸いです。
では。