VALER TOKYO 誕生!

 

CLUB VALER TOKYO 代表の加渡です。

 

この度はロービジョンフットサルのクラブを立ち上げることになりました。

 

ロービジョンフットサルとは?

ロービジョンフットサルとは、視覚障がい者スポーツの一つであり、弱視の選手が

プレーする5人制のフットサルです。

(※GKは晴眼者または弱視の選手が務める)

 

全盲の選手たちがプレーするブラインドサッカーとロービジョンフットサルでは、

障がいのクラスだけでなく競技特性にも大きな違いがあります。

ブラインドサッカーは、

・アイマスクの装着

・音のなるボール

など独自のルールを設けています。

それに対し、

ロービジョンフットサルは、

通常のフットサルとほとんど同じ競技ルールで行われます。

※GKに制限がありあります。

たとえば、

・ペナルティーエリアを超えてはいけない。

・GKからのボールはハーフラインをノーバウンドで超えてはいけない

 

各選手の見え方が異なるのがこの競技の特性です。

各選手の死角をそれぞれが補い、相手はその死角をいかにつくかが勝負のカギとなり魅力の一つでもあります。

死角をめぐる攻防が要注目です!!

 

 

私自身、海外での選手生活や現役のロービジョンフットサル日本代表としての

活動や経験から、スポーツを通じて他社を知ることで、

国籍や障がいの有無、年齢、性別などの個性こそが価値だと学びました。

さらに、そのような認識が社会に浸透することでスポーツが地域や社会をより良いものに

なっていくのではないかと思い、

本クラブを立ち上げました。

 

 

チーム名にあるVALERとは、

スペイン語で

価値のある・役に立つ

という意味で、これはクラブが

スポーツを通じて各人の個性が価値であるということを先頭に立ち発信していく

「地域や社会の発展のために役に立つクラブになっていく」

ことを表します。

 

そして将来、世界一価値のあるクラブとして競技面・公共面で世界をリードする

クラブを目指します。

 

 

現在のアマチュアスポーツ・障がい者スポーツをめぐる環境は

お世辞にもいいとは言えませんし、ロービジョンフットサルという競技や我々クラブも

現段階ではちっぽけなものであります。

ですが、我々には大きなビジョンと価値があります!!

そんな我々の今後の成長をぜひ温かく見守っていただき、

ご声援を送っていただけると幸いです。

 

どうか何卒よろしくお願いいたします!

 

 

CLUB VALER TOKYO