自分で気に入ってヘッダーなどに使っている画像の紹介です。
DR 52 8080-5
2009年4月10日
Bautzen駅構内にて撮影。
1944年4月、Maschinenbau und Bahnbedarf Aktiengesellschaft, vormals Orenstein & Koppelにて52 5015として製造。製造番号は14094です。
日本では小型・軽便タンク機の印象が強い同社ですが、本国向けには本線用の大型機も多数製造しています。
52形は戦時設計機で、原型となる50形を大幅に簡略化し、戦時輸送用に大量生産されたものです。
1963年4月、RAW Stendalにて近代化改修工事を受け、52 8080に改番されました。
(-5は1970年の管理システム電算化後に追加されたチェックディジットです。)
1989年にBautzen区にて廃車後、静態保存を経て、近傍のSachsen州Löbauに拠点を置くOstsächsische Eisenbahnfreunde e.V.により長期間の修復後、2002年に動態復元されました。
2013年以降は検査切れのため再び静態保存に移行し、同機に代わり本年2022年より同型の"Giesla"こと52 8141-5が動態保存中です。
右後方、駅前広場に見える52 8056-5も同団体管理の静態保存機ですが、現在は駅付近の別の場所に移転しています。