もう何年会ってないだろう
元気ですか
ちゃんと勉強してますか
きっと貴方は昔と変わらずカッコよくて、女の子にもてはやされていることでしょう
初めて貴方と話したあの日
カッコいいとか、全然そんな風に思わなくて、
貴方のようなとても魅力的な人が自分のすぐそばにいることに
私は気づかなかった
気付くのが、遅すぎた
あの時私が、貴方がどれだけ素敵な人か気付いていたら、何か変わっていたかな
今の私は、どんな私なんだろう
結局貴方とは、あんまりまともに話せなかったね
すごい後悔してます
短い間だったけど一緒に居られて、すごい幸せだった
毎日が楽しかった
今になら分かる
毎日好きな人に会えることが、どんなに幸せな事なのか
時が経つのは遅いようで、すごく早くて
貴方と過ごせる日が、少しずつ確実に減っていくのを
私は認めようとしなかった
貴方に会えなくなって、ようやく分かった気がします
人を好きになる
誰かを愛する
って事がどういうことなのか
好きっていう気持ち、私は知らなかったのかも知れない
好き
と
カッコいい
が、混同していた
だから、カッコいい人を見るたびに私はその人を好きになってしまう、
自分は男好きなんだと思い込んでた
貴方に出会うまで
貴方を好きになるまで
貴方の仕草、声、何もかも全てが好きでした
かわいくて、カッコよくて、大好きで、本当に大好きだった
でも、あのころの私は、この感情がまだ「好き」って気付かなくて
ある日、突然気付いた
好きってこういうことなのか
って
私はあの人のことが好きなんだ
って
だから、貴方のこといつから好きだったのか自分でも分かりません
目が合うたびに、一言だけでも話すたびに、恥ずかしくて、嬉しくて、楽しかった
ひどい事されたよ 私もしたよ
でも、嫌いになれなかった
貴方は私の事どう思ってたのか どう思ってるのか分からない
なんとも思ってなかったのか 嫌いだったのか
もう私の事なんて忘れちゃったかな
私があげたアレ、美味しかったですか?私が作ったワケじゃないけど
もらってくれて
「頂戴?」って言ってくれて 嬉しかった
あんなに長い間一人の人の事を想ったの、貴方がはじめてです
会えなくなるって分かった日が来て、あの日神様は、私に小さなプレゼントをくれた
でもそれは、その記憶が、嬉しいような、悲しいような
あの日貴方は、何事もなかったように、今まで続いた当たり前の日々が終わるにもかかわらず
いつものように猫背で部屋を出て行った
私は貴方をずっと目で追ってた
それが、私と貴方の最後
さよなら
会えなくなってから、ずっと部屋で落ち込んでて 絶対立ち直れないと思って
貴方の写真見て 会いたいなあって思って
でも結局、会えなかった
それでもよかった
貴方の事を好きになれた私は幸せ
この広い世界で
貴方と同じ国に生まれて 貴方と出会えて 貴方と話せて
貴方を好きになって 私はどれだけ幸せなのだろう
貴方は私が今どこで何をしているのか知らない
もちろんこのブログの事だって知らない
でも、貴方がこの文を読んでいないとは限らない
もし、読んでくれてたら、奥華子さんの「ガーネット」を聴いてほしい
私が貴方に言いたい事がつまってる
私からの、貴方へのメッセージだと思って、聴いてほしい
果てしない時間の中で あなたと出会えたことが
何よりもあたしを強くしてくれたね
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が廻ってく
私は、貴方の事愛してました
貴方の事、愛せてよかった
ありがとう
元気でね 夢叶えてね 彼女いたら、大事にするんだよ
貴方らしく、生きて下さい
ありがとう
バイバイ
赤字部:「ガーネット」-by 奥華子