一味違う今年は
なんと!アルパカさんも一緒だよ
わーいわーい
我が家みんな一緒だい
と
旅の記憶はまた後日
今年の忘れられない出来事をば
旅の最終日
お世話になってるジジに
お願い懇願!平に平に!!をして
連れていってもらったのは地質調査
立ち入り禁止でもなく
地元の人々も遊びにくるような水辺
そこは縄文時代に人々の集落があった場所
近くには大規模集落の大船遺跡があり
オイラが行った場合は
ジジによると
こっからここまでは
力強く造形的な土器が出土してんだよ
でもこっから先はシンプルな型なんだよ
数メートルで区切られた世界
人の足で数十歩の距離
ここで縄文の中期と後期が別れてるなんて
(涙)(涙)(涙)感激!!!!
えっとですね(;´∀`)
縄文中期は火焔型土器に代表されるように
機能性よりも装飾性が押し出された
非常に力強く所謂土器!というのが特徴で
後期になれば何故かシンプルに
今の焼き物のようにトゥルンとした
滑らかな表面が特徴で
近くの南茅部からは
縄文後期の土器で国宝の中空土偶が出てます
なので
ジジの発言から
このほんの数十歩の距離で
縄文の暮らしが大きく変わった可能性を推測
あわわわわ
オイラ縄文時代をタイムワープ
茶色の土と黒い土が入り交じってます
黒い土は川の流れと共に山の上から
流れ込んで溜まってるようでした
大興奮~♪
ここは大規模な土器の製作所が
あったとみられます
どっかと座りこみ
インスピレーションを拡げて
様々な形を造っていく
中期は波や炎や渦巻きや丸
縄目の文様だけじゃなく
様々な形を彫ったり
他に
別の縄状の土を盛り装飾にしたり
と多種多様の楽しみがみられます
それらを自由に製作してたのかと想像すると
もう鼻血噴射もんです
オイラも土を
コネコネペタペタ
んはぁ幸せ
さらに
散策していると
遥か遥か昔から
この地に食物が豊富だったことを示します
あ!このドングリは縄文のものでは
ないと思われますよ(笑)
このように
鹿も水も土も植物も
豊潤で肥沃な土地に
永らく縄文人達が暮らしていたことは
想像に難しくないですよね
縄文前期から中期に栄えた
青森から海峡を渡り道南に降り立ち
土器の円熟期である中期から
完成された様式美の後期まで
この地に足を着けて暮らす
そんな縄文人達の暮らしを垣間視る
幸せな地質調査になりました
オイラが興奮しすぎて
早口でずっと喋ってたら
なんなんだよコイツ弱ったなぁ(笑)って
ジジに笑われました
すみません。。。