《右脳映画》SRサイタマノラッパー! | 帰ってきた『がん男(マン)』・ジウージョの右脳読書!

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2012年11月、《悪性リンパ腫》が発覚、約8か月の治療を終える。
最後の治療から丸3年の経過観察を終えた頃、再びあの病魔が…。
2016年8月、帰ってきた『がん男(マン)』の治療日記!

『SR サイタマノラッパー』2009年(日本)80分
(監督、脚本)入江悠
(出演者)駒木根隆介、みひろ、水澤紳吾、奥野瑛太ほか

ラッパー
【サイタマノラッパー予告編】


〔あらすじ〕
サイタマ県の片田舎で不器用にラッパーを目指す青年たちの、どこか哀しく、やがて可笑しな日々。
北関東のど真ん中、レコード屋もライブハウスもないサイタマ県北部のフクヤ市。
デコボコなヒップホップグループ「SHO-GUNG(ショーグン)」の仲間たちは、まずはフクヤ市でライブをやろうと夢見ていた。

主人公のイック(駒木根隆介)は、仕事がなく家族から邪魔者扱いされている「ニートラッパー」
親友のトムは、おっぱいパブでのバイトが忙しい「おっぱいパブラッパー」
後輩のマイティは、実家のブロッコリー畑で一攫千金を企む「ブロッコリーラッパー」
彼らは「病弱なタケダ先輩」らの力を借りて、自分たちの曲を作りライブをやろうとしていた。

そんなある日、高校の同級生の千夏(みひろ)が東京から帰ってきた。
千夏は高校を中退して東京でAV女優として活躍し、また地元に帰ってきたのだった。
些細なすれ違いから、千夏のことを巡って次第にラッパーたちの夢がバラバラになっていく。
やがてイックは夢をあきらめるかどうかの決断を迫られる……。






〔ジウージョの感想〕
日本の音楽シーンにおけるヒップホップの立ち位置を示すかのように、
全編を通して「ヒップホップ(ラップ)ってカッコいいっしょ?」というつくりではない。




どちらかというとヒップホップをやってる人は、世間から、社会から『浮いた存在』として描かれている。


イタイ。
とにかくイタイ。
そして、全然イケてない。




そんな姿を見ながらボクは、「うらやましいなぁ・・・」という気持ちも起こった。



世間や社会、友達からも受け入れられなくとしても、
『大好きなことがある』、
『どうしてもやりたいことがある』ということは素晴らしい。





どうしようもなくカッコ悪いイックが、自分と向き合って、『自分の生き方』と『ライム(韻を踏んでリズムに乗せた言葉)』がシンクロするシーンは号泣間違いなし。




ちょーオススメの映画です!!!!!!!!!!!














この作品、実は『北関東三部作』としてパート2、パート3が存在します。
パート2は、さらにパワーアップしてます!!!!!!!!!!!!!!!!
こちらもちょーオススメです。

【SR2 サイタマノラッパー2 予告編】