「バガボンド」 ホリエモンの復活の日
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バーゲン

バーゲンシーズン到来。

しかし、アパレル業界も面白い商売だよね。

30%から50%offだなんて。

普通の商売ではありえない値引。

これで十分利益を確保できているんだから、うらやましい。


このバーゲンの後、さらに売れ残った商品を集めて

ほとんどのアパレル会社はファミリーセールと題して、

70%offで処分していく。

大手アパレル会社ワールドなどは、このファミリーセール2日間で

2億円を売り上げる。

しかも在庫処分のクセに70%Offにしても、ちょこっと利益がでるんだと。



原価率30%、粗利益率70%。


製造小売、恐るべし。



ブランド商品を扱う企業が高級イメージを大切にするのは、

高い付加価値の提供のためで、

他にマネできない付加価値を提供することで高くても売れる仕組みをつくるのです。

ワールドは、アンタイトルやキクチタケオなど有名ブランド多数。

アパレル業界は、高くても売れる時期と利幅を犠牲にしても販売数量を増やして

資本回転率を上げることで利益を確保する時期を持つ面白い業界。

大手などは、マーケティング戦略として別枠でバーゲン用の在庫を

確保しちゃってたりするのだけど・・・

マツモトキヨシなど日用品で単価の安い商品を扱っている会社にとっては、

粗利益率を上げるのは至難の業なわけで、資本回転率を上げるしか道は無く・・・



自らが価格設定をできない、付加のない商品を扱うと

デフレスパイラル」に陥る可能性がある。

デフレスパイラルといえば、マクドナルドなんかは、

戦略を間違って、小手先の戦術に走ってしまったいい例だよね。

ただ自滅しただけの感はあるけど。。

最近は、エビちゃん効果で復活してきた。




ビームスシップスユナイテットアローズエディフェスなどの

セレクトショップにきょう行ったらね、

このうち3つのお店で、全く同じネクタイを発見したんだよ。

タグを付け替えているだけのもの。

まあ、同じ日本の卸業者から仕入をしているから当然といえば当然だけど。


全く同じネクタイで同じ金額でも、売れるお店と売れないお店が当然出てくる。

いろんな要素が含まれてくるけど、一番はそのショップのブランド力。


おしゃれな人にはこだわりがある。

このこだわりこそが、重要な要素なわけで。

おしゃれじゃない人もそのこだわりに乗っかっちゃったりして。

そしてその乗っかっちゃったりする人がいるからこそ、

ブランドが完成する。



「高くても売れる戦略」



スーパーなどでは、「高くても売れる戦略」はとれない。

チラシに載せる目玉商品は、当然のように原価割れの赤字商品。

同じアパレル業界でも、大手と、吹けば飛ぶような小売ショップとでは、

利幅はかなり違ってくるし、

資本力のないベンチャー企業なども、大手と張り合っても勝てるはずも無し・・・



それでは、儲かるビジネスモデルはどうやったら作れるのか?


人と同じやり方では、勝ち目がない。


創造力を働かせて、まずじっくり勝つ方法を考える。

ニッチだったり、ゲリラだったり。

この先始まる変化の本質をとらえて、変化に創造的に対処していくしかない。


どんな業種であろうと、ウェブ社会に目を向けると、

いろんなヒントがあるはずなんだよなあ。


菅谷 義博
80対20の法則を覆す ロングテールの法則
SE編集部
Web2.0 キーワードブック

ホリエモンの復活の日

がんばって、努力して、勝負して、乗り越えて、

やっと手に入れた1つの成功。

そして、一瞬にして失った1つの成功。


ホリエモンがある意味、日本を動かしていた時期があったわけで。

時代の異端児ともてはやした大人たちもいたわけで。


いけないことはいけないこと。

だけど、あなたたちにホリエモンを批判する資格はあるのかい?

と思ったり。



本当の変化はこれから始まる。

もはや生産的でない過去のものを捨てる勇気が必要なんだよ。

ホリエモン達がいろんなことを教えてくれた。


どんなにいい商品でどんなにいい品質でも、売れないものは

ただの不良品。

お金に変わって、はじめてビジネスが成立することを本当にわかってる?

お金に欲が無い人は、結局なにも残せない。

だって、無責任な人なんだもん。

だから、失敗するんだって。


お金を稼ぐって、いろんな責任を伴うんだよ。

ホリエモンも反省してね。



これから始まる大変化。

新会社法に、ウェブ社会・・・

まだまだ、新しい芽がニョキニョキ生えてきている。


「万能の天才」なんていないんだよ。

ホリエモンだって、これできっと成長するんだね。