王様★チャンミンⅢ

王様★チャンミンⅢ

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極楽と地獄の話ではありません。
教育とは、学びとはなにか?
という話です。

 
こんにちは
先日、「禅僧とサムライの話」を
紹介しました。
 
そこで、この話から何が学べるのか?を
僕なりに考えてみたいと思います。
 
 
この話は端的に見ると
極楽とはなにか、地獄とはなにか
という話です。
 
もちろんそれでも大きな学びなのですが、
もう少し心理的な部分を考えてみましょう。
 
禅僧に
 
「お前なんかに関わる暇はない」 
 
といわれたとき、サムライは
我を失いました。
 
禅僧を切って捨てようとしたのです。
学びを乞う立場でありながら
とんでもないことです。
 
この時代のサムライの死生観は僕らとは
ずいぶん違うでしょうが、それにしても
我を失っていたと言って問題ない
心理状況でしょう。
 
その後、禅僧の
 
「それが地獄である」
 
という言葉で我に返り
刀を収め、礼までします。
 
そして
 
「それが極楽である」
 
という言葉ですべてを悟ります。
 
 
この心理状態がとても興味深いのです。
 
 
サムライはわずかなやり取りの間に
 
教えを乞う依存心から
 
我を忘れるという段階
 
そのご我に返るというステージを踏んで
 
自分を見つめて理解しようとする
自立心を持つようになります。
 
 
この4つの心理状態の変化を一言で言い表すことができます。
 
それは
 
「自分自身を知る」
 
ということです。
 
この短いストーリーの中で禅僧は何も教えていません。
 
「それが極楽である」
「それが地獄である」
 
といっただけです。
 
”それ”はサムライが自分で体感したことです。
 
サムライは何か新しいことを知ったのではありません。
 
自分自身の中にあった極楽と地獄を
認識しただけです。
 
 
このことから学べることを
僕なりの言葉でいうと
 
「たいていの答えは自分の中にある」
 
です。
 
 
あなたが何歳なのか僕にはわかりません。
 
それでも生きてきた中で
数えきれない学びをしてきたはずです。
 
それ以上の体験をしてきたはずです。
 
さらに多くの知識を持っているはずです。
 
その中に答えはあるのです。
 
ただ忘れているか、気づいていないだけなんです。
 
 
禅僧はこのことを知っていました。
 
なので極楽とは、地獄とは、と
長々と説明する必要はありませんでした。
 
サムライがすでに知っていることを
気づかせただけです。
 
 
こういうことは
意外と日常でもよくあります。
 
知っている知識と経験で
クリアできるはずの問題に
手間取ってしまう。
 
過去に同じ間違いをしているのに
また同じ間違いをしてしまう。
 
自己啓発の名著を読んだのに
何も向上しない。
 
セミナーに出ても家に帰れば
同じ日常の繰り返し。
 
高額な教材で学んでも
終わってみるとなにも変わっていない。
 
 
こうした問題はすべて一言で解決できます。
 
「自分自身を知れ」
 
ということです。
 
サムライも禅僧に言われたときのように
怒りを感じたり、またそれを許したりした
経験が何度もあるはずです。
 
でも極楽がなんなのか、地獄がなんなのか
わかりませんでした。
 
極楽や地獄といった深いテーマでは
このサムライのように人に気づかせて
もらわないとわからないかもしれません。
 
しかし人生の多くはこんなに
深い問題ではありません。
 
片づけ法の本を読んだのに
片づけができないのは
人に教えてもらうまでもなく
自分の知識に気づいていないだけです。 
 
 
最近はセミナーも本もいいものがたくさんあって
その多くは手軽に購入できます。
 
そのぶんまがい物も多くなってきましたが
そうしたものはすぐに消えていくので
問題ありません。
 
現代では多くの情報にアクセスできるため
内容の薄い本を書いている人や
しょーもないセミナーをする人は
すぐに淘汰されていきます。
 
長くヒットしている本や
長期にわたって開催されているセミナーなら
ほとんど問題ありません。
 
 
質のいい学びは誰にでも
できるようになりました。
 
あとは気づくかどうかです。
 
自分の学んだことが本当に価値のあるもので
自分がしっかりと利用すればちゃんとした
結果が出ると思っているかどうかです。
 
 
多くの人が望んでいるものを
手に入れられる知識を持っているか、
手に入れられる状況にいます。
 
 
サムライは最初
「教えてください!」
というマインドセットでいました。
 
しかし最後には
「自分で理解する」
というマインドセットになります。
 
 
過去の心理研究などで明らかになっていることは
「教えてください!」というマインドセットでは
何も学べない、ということです。
 
なぜなら「教えてください!」という考え方は
相手に依存しているからです。
 
どんなに素晴らしい先生でも
あなたの人生を変えることはできません。
あなたが変えるしかないのです。
 
 
「教えてください!」
 
という考えをもって先生のところに行っても
 
「教えてあげることはできるけど
それで何かを変えることができるかどうかは
            あなた次第だよ」
 
と思われています。
 
 
「教育」という言葉の語源をご存知ですか?
 
禅僧がサムライにしたことも一種の教育です。
 
セミナーや本を読むことも教育してもらうことです。
 
 
教育という言葉の語源は
 
「引き出す」
 
という意味のラテン語です。
 
何か(知識や経験)を教えてもらうのではなく、
自分の中にあるものを引き出すことが教育です。
 
押し込むのではありません。
引き出すのです。
 
「教えてください!」という考えでは
何も学べないのも納得です。
 
いくら知識を押し込んでもらおうと
思ってもそれは教育ではないからです。
 
「自分の引き出しから引き出してください!
引き出しにはいいものが詰まっているのですが
       取り出し方がわからないのです?」
 
というマインドセットが本当の教育です。
 
 
あなたの中には既に答えが用意されている。
 
もし本当に答えが存在しないなら
そもそも問題を認識できないのです。
 
だからすでにある答えを引き出す。
学ぶとはその手助けをすること。
 
それがこの話の重要な学びと
僕は考えています。
 
 
このサムライのように
自分自身を見つめることができる
人間になりたいと思います。
 
なにより、この禅僧のように
そうした引き出しを引き出ししてあげられる
人間になりたいです。
 
 
サムライを禅僧の話や今日書いた内容を
あなたなりに解釈して
学びをシェアしてみてください。
 
それできっと何かを”引き出す”ことが
できると信じています。
 
 
僕が書く文章はFacebookの文章としては
長すぎると思います。
 
それでも最後まで読んでくれたあなたに
愛と感謝を込めて、
 
ありがとうございます。
 
あなたのもとに素晴らしいことが
雪崩のように起こりますように。