「劇団ヴァダー旗揚げ20周年記念公演」が無事終了致しました。
ご来場くださった皆様、
上演にご協力くださった皆様、
本当にありがとうございました。
20人のキャスト全員揃っての稽古がなかなか困難な中、なんとか形になり、
劇場入りして、本番直前まで粘って稽古し、初日に挑みました。
そこから、千秋楽までの、どんどんレベルアップする様子を目の当たりにして、
役者の底力って、計り知れないものだと感じました。
魔の中日(ナカビ)には、普段噛まない役者が噛みまくったり、間を外したり空回りしたりと、見守るこちらが冷や冷やしましたが、ちゃんと持ち直して見事にラストに集結させてくれました。
ライブの醍醐味を身をもってリアルに味わいながら、お客様が楽しんでくださる様子にホッとしました。
本番終わる度にダメ出しと抜き稽古、
段取りや立ち位置を変えても、臨機応変に対応してくれる役者さんたちには脱帽でした。
松山から参加で、旗揚げメンバーの桝形浩人が演出補助として、サポートしてくれたことと、最後まで全力で食らいついてくれた役者さんたち、場面転換の暗転を最短にしてくれと、しつこく求める私の要望をかなえてくれたスタッフさん達、
皆のおかげで、最高の舞台になりました。
「登場人物と自分と重ねて心が揺れた」と感想を寄せてくださるお客様も多く、
「お客様の心に何か一つお土産を手渡す」を目標にやってきたので、こんな嬉しいことはありません。
今回は、既存のお客様や、神戸アートビレッジセンターのご協力のおかげもあり、新規のお客様がたくさん来てくださいました。
舞台を初めて観るという方や、出演者の関係者以外の一般のお客様も多く、その方達のツイッターやブログの感想もかなり好評で、「お芝居になじみのない一般のお客様にも喜んでいただける作品作り」をモットーとするヴァダーとして、
最後に思いが叶い本望です。
そして、意外にも、演劇関係の方々や、出版関係、マスコミ関係、芸術系の教授、各方面から、脚本に関してもお褒めいただき、自分でもキツネにつままれた気分でした。
どちらかといえばテレビドラマよりの脚本で、舞台人には不評を覚悟でいましたから本当にありがたいです。
今までで1番褒められて好評だったことで、最大の自己承認をいただくこともできました(笑)
舞台は、シナリオは面白くなくては話にならないし、演技力や演出力は大事ですし、うまいに越したことはないのですが、それ以上に、ハートのある役者さん達が、情熱とチームとしての信頼関係を持って挑む舞台は、技術を超えて、観ているお客様を惹きつける空気感を生み出すのだということを、役者さんとスタッフさんとお客様から教えられた公演でした。
過去の作品と一緒にやってくれた人達は
全て、私の一生の宝物です。
ずっとやってきて、
口には出さずとも、
誤解されて悔しかったり、
わかりあえず悲しかったり、
レベルアップできなくて苦しんだり、
無い物ねだりだったりと、
そんな気持ちを持ってしまうことも
ありました。
でも、それ以上に得たもの、
もらったものの方が多い20年でした。
支えてくれ、ついてきてくれたメンバーと共に過ごした劇団ヴァダーでの日々は
私の一生の宝物です。
本当にありがとう。
ヴァダーに関わる全ての方々へ、
愛を込めて。
劇団ヴァダー代表 濱谷章子























