






今回は、





読まれる方は、時間に余裕がある時に ゆっくりと読んでいただければ 幸いです。









私は いま ペン型インスリンを使用しています。
そして、
freestyleリブレ(リブレセンサー)は、昨年 5月下旬から ことし5月まで の1年間 ほぼ 連続で 使用しました。その後は 脱リブレセンサーを目指し‥、 とりあえず 月に1個のセンサーを使い、あとは センサー無しの14日間で 血糖管理をしていました。

私が はじめて freestyleリブレを使い始めた 最初の3ヶ月間‥ほどは、完全にリブレ依存症でした。リブレ無しのブランクがあると、わずか1日でも どうにも 落ち着かなかった‥(^_^;) 。
とにかく 連続して装着することに 固執していました。
このころは、まだ 二の腕の負担のことなどは、 何も気にせず 過ごしていました。穿刺痕の回復も はやかったし、何より リブレのすごさに 圧倒されて
マイナス面は、全く感じていませんでした。
当初は、自費扱いだったこともあり 装着に失敗したくない‥などのプレッシャーはありましたが。
そうこうしているうちに いままで 自費扱いで 取り扱っていたリブレセンサーが、保険扱いになりました。 その昨年の9月は、なぜか病院でのセンサーの処方は見送りとなりました。
なので 保険扱いになった‥というのに この月は、リブレセンサーは、手に入らなかったのです。
翌月の10月になって、保険扱いでは 初めての処方となりましたが、この月から【 月2個のセンサー と 血糖測定の電極120回分 = 1 セット】になっての処方となったのです。もちろん 保険適用‥ なので、医療費は グッと軽減されたことは、とてもうれしいことでした。
自費扱いの時には【センサー単体】で 処方されていたものが、保険扱いになってからは【センサーと120回分の電極のセット処方】になったわけです。
それがもとで、ややっこしいことに なったのです (^^;。
それは‥ 、センサーが自費扱いだった時は、血糖測定器は、私がいつも使っているアキュチェックモバイルでした。
アキュチェックモバイルは、カセットテープ式で1つのカセットで50回分のSMBGが出来ます。
測定のたびに 電極を1回1回 取り付けなくても 連続して50回は そのつど血液を提供するだけで 測定してくれます
。使い慣れていたので とても重宝して使っていました。少し 重め‥ですけど
!



なので、センサーが自費扱いだった時は、使い慣れた血糖測定器で 血糖値を測るのが 日常でした。
しかし、リブレが保険処方になってからは、【センサーと血糖測定電極のセット処方】のため 必然的に リブレのSMBG機能で測定することになったわけです。
そこで、SMBGに関しては、従来の測定機器を使いたいと思っても、ダブってしまうため、使い慣れたアキュチェックモバイルのカセットは 処方してもらえず、この血糖測定器は、家で お蔵入り‥ となっていました
。

穿刺のためには、 今まで通り アキュチェックモバイルの穿刺器と穿刺針を使うことになったので、その処方は 途切れることなく 続行しています。
つまり‥ 簡単に言うと、SMBGは リブレリーダー本体で行い、穿刺は 前から使っている穿刺器を使っている‥ということでした
。

長々しく 語ってしまいましたが、先程 言った、ややっこしいこと‥になった!とは、このような経緯がありました。
[ ⬇︎ここで言う リブレ値とは、間質液で測った値のことを指します]
保険適用後に リブレセンサーを使い始めてからは、しつこいですが‥リブレリーダー本体が 血糖測定器。センサーをスキャンして出るリブレ値は、簡単に値を見ることができます。リブレ値と血糖値の差異を確認するために 血糖測定をしなければならないのですが、普段は スキャンするだけで 簡単にわかるリブレ値を観ることが主流となり リブレの電極は 毎月 使い切れずに たまっていきました。







優れもの の リブレセンサーなのに、
「脱リブレ!」‥などと いまの流れに 逆行している 言わば 変わり者 ですが、それなりの事情があってのことなのです。どんなにいいものでも ずーっと 使い続けることには、無理が生じます。
インスリン注射は、否が応(いやがおう)でも 生きていくために 毎日 使わなければなりません。
リブレは、私の中では 血糖コントロール安定のための手段であって 期間限定使用‥ 、そんな風な 位置づけです。
でも 最初から そんな風に思っていたわけではないのですが、装着1年‥ 私の中で 1つの区切りが出来た気がしました。リブレを連続使用したことで、長年 ほんとうに長年‥ 、知ることのできなかった 食事と血糖の変化が線の流れでみれたこと、睡眠中の血糖の変化 や シックディの血糖値‥ など、これまでの ポイント測定では、決してわからなかった流れを見ることができました。
間質液と 血液の 多少の 差異があることも 認識できました。同時に リブレ値とSMBG値の差異の確認も 大事ですが、センサーを付けずに SMBG値だけのグラフ と センサーを付けていたリブレ値のグラフを比較すると、 ざっくりですが‥ SMBG値のグラフが全体的に20mg/dl‥ それ以上‥ 高く出る傾向がある‥ など、いろんなことを認識出来たからこその 「脱リブレ!」なのです。だから 私にとって リブレは、今でも 偉大な位置づけなのは 間違いないです





この辺りから後半です
⬇︎
ところで、先日 7月の糖内(糖尿病内科)検診に行ってきました。今月の検診は、ちょっとした 思い入れがあり、血液検査の結果が いつも以上に気になっていました。
脱リブレ‥その試みを始めたのが、1ヶ月〜2ヶ月前。その血糖値の平均が 今回 分かるわけで、まさに センサー無しで過ごした日々の値が出でくるのです。なので、今回の検査値は、それまでのセンサー有りの場合の値と、どう違ってくるかを比較できる 絶好の機会なのです。
この結果次第で、脱リブレを続けるか はたまた しばらくは センサーにお世話になるか‥ ⁈
そんな要素が含まれていました。
そこで、今回のHbA1cの結果は‥ というと
なんと‥6.8% !
ちなみに 先月も 先々月も ‥ 6.8%‥ !
‥ということで、センサー無しでも この値でした。この値なら、維持できそうなことが わかったのです。‥と、言うことは 「脱リブレ」が 一応 私の中では 成功!‥ 🎊
ということで、これから 血糖測定器だけで 血糖管理をしていきます!

一見 もとに戻っただけのようにも見えますが、ぜーんぜん違うことは、明白です
。リブレを体験したからこそ 出来ることだからです。

今後 センサー無しで 続けていくあいだに 値が 上がってくるようだったら その時は、センサーを使って 軌道修正しようと思います。リーダーは、貸与してもらっていますが、いまは まだ 返却はしていませんので。
それに センサーのストックが、いまは 4個あるのですが‥ その使用期限が なんと4個とも
[2018.11.30]。先月 と 先々月に 1セットずつ 処方していただいたものですが、どれも 同じロットでした。
一方 電極の使用期限は来年になっていて、センサーよりは 長い使用期限ですが、とにかくセンサーは 今年11月末
結構 迫っています。

4ヶ月以内に4個 全部 使い切らないと‥、無駄にしてしまうことに‥ 。たぶん センサーは その期日通り 正確に 使用できなくなりそうな気がします!本当のところは、わかりませんが、故意に 無駄にしたくはありません
。

ほかにも、
私が脱リブレ‥ を考えるようになったのには、
夜中の低血糖がないこと や 無自覚の低血糖が無いこと‥など、いまなら リブレをお休みできると考えたからです。
もし、今後 体調に変化が生じたら、必要に応じて 今後もリブレを使用させてもらおうと‥ ‥
かなり ちゃっかり者です
。

どちらにしても いまも リブレの存在は 大きな安心感をもたらしてくれています。
検診日のことに 話はもどりますが、
今回の検診では、リブレセットの処方は 無しにしました。そして、お蔵入りしていた あのアキュチェックモバイル本体を復活させ使用するための材料etc. をたっぷりいただいてきました。
次回の検診予約は、4週間後ではなく 5週間後のお盆の時期に入れてもらいました。
私の通院している病院の検診予約は、最長6週間後です。いままでは、リブレ処方のために、4週間隔でしたが、いまは その必要はなくなりました。






同じことをまた書き込み かなり しつこいですが‥リブレの保険適用後は、センサーと同時に 電極がもれなく処方されていたわけで 電極は これまでに 相当な数の箱がたまっていました。
‥ でもです、この「 脱リブレ‥!」を目指して センサー無しで 過ごしているあいだに、セッセとリブレの電極を消費し、多い時は 1日 8回以上 血糖測定をしていたので、4〜5日に 一箱 を使い切るペースだったので、あんなに蓄積していた リブレの電極は、在庫薄‥になりました (^^; 。
現在 リブレを使用されている方は、センサーと電極の使用期限を1度 確認して見られては いかがでしょうか⁈ 思った以上に 使用期限が 迫っているかもしれませんので!
最近は 、朝前 昼前 夕前 寝る前 の4回測定 と 異変を感じた時‥プラス1回くらいの測定ペースで おさまっています。
指先の穿刺(せんし)の場所は、私の場合、左右の小指‥ この二本の指先に限定しています。これは もう ずーっと 長い習慣です。それ以外の指は、大事に 守っています(笑)。‥ ほんとうのところは、家事やお化粧のときに 一番影響が無いのが 小指だからです。
測定に必要な ほんのわずかな血液では‥ ごく浅い穿刺(せんし)で済み、指先のダメージは、ほとんど感じないくらいです。
私は 1型の交流会 その類(たぐい)には、1度も参加したことがありません。ブログをはじめてから 様々な交流会の存在を知ったのですが、まして 自分以外の指先穿刺をしている人の指の状態をみたことがありません。自分の状況しかわかりませんが、私は、この指先のダメージは、あまり辛(つら)く感じていません。
アキュチェックモバイルの穿刺器は、針の深さが、0.5〜5.5まで 0.5刻みで 設定できるのですが、私は 夏場は 1.5 、冬場は 少し深目に2.0に設定していて、針が 細くて 浅い穿刺だからか‥ほとんど負担に感じていないのですが、ただ 単に鈍感だから‥かもです!
‥‥ 、
それに比べて リブレセンサーの穿刺(せんし)は、長くて 太い‥ これだけで 私には 大きなダメージで、しかも 粘着テープが肌を覆(おお)い 14日間も 密着 酸欠状態‥。
初期のセンサー数個目くらいの時点では、なんのトラブルもなく、順風満帆。
センサーが10個目‥20個目‥ となってくると、二の腕が だんだん 疲弊してきました。そんな状況で、これから先も ずっーと装着することに、抵抗を覚えるようになったことも 脱リブレを試みた 要因です。
私が1型糖尿病を発症してから、 ちょっと 細かい言い方ですが‥ 、21年8ヶ月が 経過しました。発症以来 インスリン注射と血糖測定は、毎日 欠かす事なく この年月が過ぎてきました。
血糖測定のための指先穿刺(ゆびさきせんし) ‥ も 、こんなに長い年月ですが、ちゃんと いまも 続けています。毎日まいにち‥ 数回の指先穿刺で、指先が ひどく荒れて 痛くて この先 穿刺を続けることが 可能なのかも 分からず 先の不安感で 恐れ おののいていた時期もあります。
きょうの左手の小指先端の穿刺の状態
画像そのものは一切 加工 修正はしていません








発症 初期の入院時、担当の薬剤師さんとの会話の中で 今でも覚えていることがあります。
当時 果物を傷つけることなく 糖度がわかる機器(糖度計)の話をしたのですが‥その流れで、「血糖値も かざすだけで わかるようになればいいのに!‥ 」そんな私の言葉に、薬剤師さんは「あと10年 もすれば 実現しているかもしれない‥!」と。‥ あれから 10年たった時点では、まだ実現しませんでした。いまは それから さらに10年以上経っていますが、【なんの痛手もなく ただ かざすだけでわかる 血糖測定器】は、残念ながら まだ 実用化されていませんが、freestyleリブレは、それに近いものでありながら、血糖値の流れがわかる ‥ 画期的なものです。
今回の検診で 偶然 この薬剤師さんと 診察室で遭遇しました
目が合った瞬間 ‥ お互いに きょとん‥ とした様な気がしました。少なくとも私は。そして 頭の中で誰だったかな‥⁈⁈ と。

主治医と 診察の最中(さなか)の ほんのわずかな時間の中でのことでした。‥ 診察が終わり退室時に ふと思い出し‥ 先ほどの方は‥薬剤師さんですか?と 主治医にたずねてみました。すると‥やはり 間違いなく 昔 あの会話をした 薬剤師さんでした。素敵に歳を重ねていました。私は、時の流れも わるく無いなぁ‥という感想です。
発症当時に 患者に 寄り添ってくれるタイプの薬剤師さんだったので、 私の中で とても印象に残っている人だったのです。






今の時代の1年は、昔の10年、20年以上の進歩を上回る速さで 医療技術が発展していることを考えると‥ 、近い将来 1型 克服の可能性が高いのは、再生医療‥かなぁ‥⁈と、個人的に 応援の意味を込めて そう 思っているのですが‥。
iPS細胞で造った人工膵島を 大きな開腹手術無しでの 低侵襲移植(ていしんしゅう いしょく)‥。私は それに期待したいです
。


移植手術は、確か 年齢制限があって 私はもう受けれませんが、生きているうちに1型が完治する日を見届けたい気持ちがあります
。


長文に目を通していただき ありがとうございました。

