簡単に言うと、クレジットカードのショッピング枠を現金化するサービスです。
消費者金融や銀行などのキャッシングに比べ、低金利でご利用いただける上、一括払い、分割払い、リボ払いなどがご利用いただけるショッピング枠現金化は大変便利なサービスです。
このような現金化サービスを行なっている業者はかなり沢山ありますが、注意しなければならない点がいくつかあります。
それは現金化では申し込んだ金額の全額が口座に振り込まれるのではなく、そのうちから還元率という規定の金額が差し引かれることです。
還元率は業者によりそれぞれですし、現金化で口座にお金が振り込まれる時間も早かったり遅かったりします。
このようなことでこの便利な現金化を利用する人には、還元率が高く、振り込みのスピードが速い業者が良いと言うことになります。
ただし実際の現金化の方法は上記の基本どおりではありません。
まずその品物を購入するだけのお金が、クレジットカードのショッピング枠にあることが必要で、そのための確認作業があります。
またそのクレジットカードが本人のものであるかどうかも確認が必要です。
しかしこれらの確認作業は消費者金融の審査とは異なり、あくまでも審査はありません。
次に実際に買う品物をこちらから指定することもできません。
現金化業者が指定する商品を購入しなければなりませんから、この点は勘違いをしないようにしましょう。
現在ではキャッシュバック方式のほうが還元率が高いので、買い取り方式を行う業者の数も減りましたが、カード会社がキャッシュバック方式の現金化をしにくい状況を作ってきているので、最近になって確実性の高い買い取り方式が再度見直されつつあるとも言われています。
現金がすぐに欲しいという時、融資のスピード感に対する要望にはかなり切実なものがあります。
即日融資を謳う消費者金融は、審査に1分程度の時間しか必要としないという点を打ち出す事がありますが、これは機械審査にかかる時間です。
本審査は収入証明や詳細な身分証明書が必要とされる場合が多く、スピード融資も30分程度が最短で、審査に手間取れば最悪その日のうちに借り入れる事が難しいと考えておいた方が確実です。
オンライン決済に対応している会社も多く、その場合商品を受取までの時間が省略されるので振込みまでの時間も早くなります。
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これは現金化を希望する側には決める権利がなく、現金化業者次第ですから、原則としては商品の購入価格に近い現金になるところにしたいと思うのは当然のことです。
つまり還元率が高い現金化業者が良いということになります。
ここで論じても致し方がないことですが、このように現金化でのキャンペーンには現金化業者が行なうおトクキャンペーンと消費者庁が行なっている現金化ストップのキャンペーンがあることは、今の社会事情を如実に反映していることが伺えます。
現金化は消費者金融などからお金を借りるのとは違いますが、いずれにしても商品を買うのですから、お金は出て行くことになります。
現金化では現金が口座に振り込まれますから、何だか急にお金ができたように思ってしまいますが、街のお店で買い物をしたのと同じことなのです。
商品を購入すれば、その代金を支払わなければなりませんが、実は現金化はその代金を支払うのと同じという点は錯覚しないように注意が必要です。
ショッピング枠現金化のもう一つのデメリットとして、必要以上に利用しすぎるという点が挙げられます。
キャッシングローンも原則同じなのですが、計画的な利用は必要不可欠だという点はもちろんのこと、ここではメリットとして挙げられる手軽さが仇となり、時に必要以上に借りてしまうという事も決して少なくはないのです。
これを防ぐためにも、借りすぎないことを念頭においておくだけでなく、ショッピング枠現金化専用のカードを持っておくなどの対応を行い利用を行った方が確実となってきます。