今年9月末、柔道でオリンピック2連覇を果たし、現在、


九州看護福祉大学の女子柔道部のコーチを務める内柴正人さんが、


部員にセクハラ行為をした疑いがあるとして、


大学側が調査をしていることが明らかとなった。


九州看護福祉大学によると、柔道部の女子部員から監督に、


内柴さんからのセクハラ行為について相談があったようだ。


監督から報告を受けた大学側は10月上旬、調査委員会を設置、


女子部員や内柴さん側から事情を聞くなどして事実関係を調べているという。


内柴さんは合志市の出身で、オリンピックではアテネ、北京と連続して金メダルを獲得。


九州看護福祉大の客員教授で、去年4月から女子柔道部のコーチを務めるようになった。


大学側はKKTの取材に対し「事実であれば深刻な事態。


被害者の立場に立って厳正に対処していく」と話し、


調査委員会の結果を待って会見を開くことにしているという。なお内柴さんは、


現在大学の指示で自宅待機中となっている。