9月30日、米疾病対策センター(CDC)はリステリア菌に


汚染されたメロンによる食中毒で、コロラド、テキサス、ニューメキシコなど


全米19州で死者15人、患者84人が発生したと発表。


 リステリア菌は水や土の中に広く存在し、肉や乳製品などが原因となる。


今回は、初めてメロンが感染源となったほか、規模が大きいのが特徴だという。


 メロンを出荷したコロラド州の農場は同14日に自主回収を始めているようだ。


しかし、潜伏期間が1~3週間と長く、まだ患者が増える可能性もある。


 健康な人では感染しても発病しないことも多いが、


免疫の弱ったお年寄りや妊婦などでは重症化し、髄膜炎などを起こすことがある。