14日午前7時30分頃、大阪市天王寺区東高津町の東高津公園で、
清掃中の近所の男性から、「一斗缶の中に人の足のようなものがある」と110番通報があった。
駆けつけた天王寺署員が、一斗缶内に入っていた黒色ポリ袋の中に、
人間の頭部と、右足首から先の部分二つが入れられているのを確認。
足先の一つに刃物で切断されたような跡があり、
大阪府警捜査1課は死体損壊、同遺棄事件として同署に捜査本部を設置。
少なくとも2人が殺害された疑いが強いとみて、身元の確認を急いでいる。
発表や目撃者情報によると、一斗缶は縦横が24センチ、高さ35センチで、
公園北東の植え込みに放置され、ふたの上から粘着テープが何重も巻かれていたという。
「3~4日前からあった」との証言もある。
頭部や右足先二つはいずれもかなり腐敗していた。
性別や年齢は不明だが、足先はそれぞれ大きさが異なっているという。
現場は近鉄大阪上本町駅の北約300メートルの閑静な住宅街との事。
