4日午後、松田選手が昨季まで16年間在籍したJ1横浜Mの
嘉悦朗社長は横浜市内のクラブハウスで取材に応じ、
「みんな戻ってくると信じていた。言葉にならない」と早過ぎる死を悼んだ。
訃報に接した選手や社員らは一様に沈痛な面持ちで、すすり泣く社員もいたようだ。
松田は倒れる直前の7月30日、日産スタジアムに横浜Mが逆転勝ちした
大宮戦を見に来ていたという。
嘉悦社長は直接会えなかった、
「マリノスが好きで、負ける姿を見たくない」と周囲に話していたという。
嘉悦社長と松田との付き合いは2年間だったが、
毎試合前にロッカールームから最後に出てきて、
威勢よくハイタッチをしてきた姿が忘れられないという。
「あいつね、もったいつけたように最後に出てきてやるんだ。
松田らしい試合の入り方だったよ」と、むせび泣きながら生前の事を振り返った。
松田選手に心からご冥福を祈りたい。
