先月29日、人気バンド「キングス・オブ・レオン」はテキサス州ダラスのコンサートを
突然中断し、翌日予定されていたヒューストンでの無料コンサートもキャンセル。
ケイレブ・フォロウィル(29)の喉の調子が悪いと当初は伝えられていたが、
どうやら彼はもっと深刻な問題を抱えている様子。
フロントマンで、ギターおよびヴォーカルが担当のケイレブ。
彼は問題のステージでは、客席に向かって「バックステージに行ってちょっと吐いてくる。
ビールでも飲んだらまたステージに戻るからさ。
普段はこんなことないんだけれど、ここはかなり暑いからね」などと語りかけて引っ込んだ。
ところがケイレブはさっぱりステージに戻って来ない。
メンバーが連れ戻しに向かうもダメ。
そしてコンサートの中断が決定し、他のメンバーは観客に
「暑さのせいで」と頭を下げてお詫びするしかなかった。
だがベース担当でケイレブの弟ジャレッド・フォロウィルは、
翌朝ファンに宛てて謝罪の意をツイートし、“皆さんだってバカじゃないから、
このバンドが今大きな問題を抱えていることは分かるよね。
悔しいやら情けないやら…” と、ファミリーバンドとしての苦悩を吐露した。
ケイレブあってのバンドだが、彼は実は満員御礼のステージに立つ前は
不安でガタガタとなり、“イッパイひっかけてから” が常となっており、
いつしかひどいアルコール依存症に陥っていたというのだ。
バンドのファンのためにも、幸せな家庭生活のためにも、
彼にはここでキッパリとアルコール依存症を克服して欲しいものである。
