2日午前10時ごろ、松本市梓川の梓川ふるさと公園の多目的グラウンにて、


サッカーの元日本代表DFで日本フットボールリーグ(JFL)、


松本山雅FCの松田直樹選手(34)が練習中に倒れた。


心肺停止状態にて救急車で市内の病院に運ばれた。


 10時ごろ同公園管理センターの職員によると、チーム関係者2人が


自動体外式除細動器(AED)を借りにきたが、AEDは常備していなかったという。


職員がグラウンドに行ってみると、芝生の上に横たわった選手が


心臓マッサージを受けており、周りの選手が「マツ、マツ」と名前を呼んでいた。


意識はなかったという。


 松田選手は昨季までJリーグ1部の横浜Mに所属し、


日本代表として2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会にも出場した事もあり、


昨年11月に戦力外通告を受け、山雅に移籍。


Jリーグ昇格を目指すチームの「切り札」として期待を集めていたという。