伊藤忠商事株式会社(東京都港区)と株式会社ファミリーマート(東京豊島区)は、


ベトナム流通大手のフータイグループ・ジョイント・ストック・カンパニー(PTG)と


共にベトナム国内におけるファミリーマート運営事業会社として


「ビナファミリーマート(Vina FamilyMart Co.,Ltd.)」(VFM)を設立すると発表した。


 VFMは日本の小売業として、初めてベトナムで設立する合弁会社であり、


8月上旬の設立、8月中旬からの事業開始を予定しているという。


ファミリーマートは 今後ベトナム国内におけるマスターライセンスを付与し、


VFMとエリアフランチャイズ契約を締結し、


ベトナム国内でのファミリーマート事業を展開していく模様だ。


 ファミリーマートは、日本発祥のコンビニエンスストアとしては初めて


2009年12月にホーチミン市に出店し、現在までに7店舗を展開している。


なお、現在展開しているファミリーマート店は、PTGの100%子会社である


「ファミリーカンパニー(Family Company Ltd)」が運営しているという。


 PTGのベトナム国内におけるインフラ力、


ファミリーマートのコンビニエンスストア運営ノウハウ、伊藤忠商事の調達力などを結集して、


同合弁会社を設立し、これにより、ベトナム国内でのファミリーマート店の


展開加速やフランチャイズ展開、ベトナムの流通業全体の発展、


近代化に寄与していく方針のようだ。