27日、第93回全国高校野球:埼玉大会 決勝にて花咲徳栄が鮮やかに逆転勝ちした。
岩井監督が「相手投手は制球が良く、長打は望めない。
ワンチャンスが勝負」とみていた通りの投手戦となった。
選手にタイミングを計るよう指示し、その打線が少ない好機を生かした。
1点を追う五回。連打と四球の1死満塁で、金子が直球をとらえ一塁強襲の同点打。
続く長尾が変化球をライナーで左前へ運び、勝ち越しに成功。
この1点リードをエース北川が粘り強く守り抜いた。
「実力はないが、団結力がある。
苦しい試合をみんなで頑張った」と主将の広岡。
春の県大会を制した地力で夏も勝ち抜き、いざ甲子園に乗り込む。
