“未来の食材”と言われ注目を集めているミドリムシ(学術名:ユーグレナ)。


理科の授業中に顕微鏡で見たこともある人も多いであろうこの微生物が入ったラーメンが、


東京・文京区の「山手らーめん 安庵(本郷店)」で今月中旬より販売されているという。


緑色のスープに入ったミドリムシは1杯につき約6億匹。


バジルの風味が特徴のあっさり味になっており、ほのかにミドリムシの海藻っぽい味もする。


 ミドリムシ入りラーメン『みどりラーメン』(税込700円)は、


ミドリムシを活用した機能性食品等の開発・販売を行う東京大学発の


ベンチャー企業・ユーグレナ社が東大赤門前に店舗を構える同店に企画を持ち込み実現したとのこと。


手軽にミドリムシの栄養を摂取できるよう、“日本の国民食”とも言われるラーメンに取り入れた模様。


 気になる味は、あっさりとしたとんこつスープがベース。


ラーメンに欠かせない背脂をオリーブオイルとミドリムシの粉末を混ぜた


“ミドリムシオイル”に置き換え、バジル、パセリ、抹茶、粉ワサビで味を整えている。


パスタのようなシコシコ麺との絡みは抜群で、オリーブオイルとバジルの効いた


イタリアンのような風味は、女性客からの反響も上々だとか。

 「理論上では“ミドリムシだけ食べていればヒトが生きていくのに必要な栄養素を


まかなえる”と言われるほど栄養バランスに優れている」


(ユーグレナ社)というミドリムシは必須アミノ酸やビタミン類など59種類の栄養素を持っており、


食料難や栄養失調を解消する食材として期待されているといわれるが・・・。