24日、フジテレビ・湾岸スタジオにて、「日本で最も面白い漫才師を決定する大会」


という触れ込みで12月に生放送で決勝大会が開催されることが明らかにされ


「THE MANZAI 2011」の記者会見が行われた。


審査委員長の島田紳助、「THE MANZAI 2011認定漫才師」のアメリカザリガニ、


エルシャラカーニ、キングコング、銀シャリ、ジャルジャル、


スリムクラブ、トータルテンボス、ナイツ、我が家が出席。


優勝者にはフジテレビのレギュラー番組が商品として与えられるなど、


驚きの大会概要が発表された。


 1980~82年にフジテレビで放送され「B&B」や「ツービート」などを


輩出した人気番組「THE MANZAI」が復活。


年齢や芸歴、所属会社などの制限はなく、ただ1つの参加条件はプロであること。


5月9日から予選エントリーが開始され、1,516通の応募の中から、


1、2回戦を勝ち抜いた50組が「THE MANZAI 2011認定漫才師」として、


10月から行われる本戦サーキットへ駒を進めた。


本大会で審査委員長を務める紳助は「ぼくらも若いころ、


『THE MANZAI』に出てから(世間で認知されるようになって)人生が変わった。


M-1が終わり、若手からまた目標になる大会を作って欲しいって要望が多くて。


それでフジテレビさんと話をして、今回の運びになったんです」と大会の意義を語る。


「M1は優勝賞金1,000万円でしたが、今回はなしです。


ただ、優勝者にはレギュラー番組が与えられます。


芸人にとっては優勝賞金よりうれしいでしょ」と発表されると、


会見に参加した認定漫才師たちはどよめき「レギュラーだけでなく、


冠番組が持てるように頑張りたい」(トータルテンボス)


「その番組名はメンソーレ・ザ・ワールドにしたい」(スリムクラブ)などそれぞれ意気込みを語った。


 決勝大会はM-1とは違い16組で争われ、4組ずつがそれぞれA~Dブロックに分かれ、


そのブロックの中から上位1組が決勝戦に進む。


最終的にはその4組で優勝者が決定されることになる。


「4分という時間がポイント。その対策をしっかりしないとダメだな。


最初の30秒で審査員の心をつかまないとアカン!」と紳助が秘訣を伝授すると、


認定漫才師たちは大きくうなづいていた。