22日、マツダオールスターゲーム2011第1戦はナゴヤドームで行われ、
全セが9―4で逆転勝ちを収めた。通算成績を71勝75敗9分けとした。
全セはプロ野球最多の通算289セーブを挙げる岩瀬(中日)が球宴初先発。
中継ぎ・救援投手9人を1回ずつ継投させたが、3回までは毎回失点。
しかし、1―3で迎えた5回に4本塁打を含む8連打で一挙に8点を奪い、
逆転に成功。MVPには勝ち越し3ランを放った畠山(ヤクルト)が選ばれた。
全セは2回から江尻(横浜)が登板したが、いきなり先頭の松田(ソフトバンク)に
左翼線二塁打を許すと、1死後、糸井に左前適時打を浴びた。
全セは3回から阪神のルーキー榎田がマウンドに上ったが、
2死から稲葉に右越えソロを浴びた。
全パは3回まで毎回得点。先発の寺原は3回を1安打無失点と好投。
全セは4回から久保(巨人)が登板し、3者凡退に抑えると、
その裏2死から全パの2番手・武田勝(日本ハム)を攻め、村田の二塁内野安打、
バレンティンの右中間二塁打で1点を返した。さらに5回には1死から荒木の2ラン、
畠山(ヤクルト)の3ラン、バレンティンの2ラン、長野のソロと、
4本塁打を含む8連打を浴びせて武田勝をKO。
ここで注目のルーキー斎藤(日本ハム)がマウンドへ。
斎藤は井端を遊ゴロ、相川、荒木に連打を許し、2死一、三塁のピンチを招いたものの、
マートンを遊ゴロに仕留めて、無失点で切り抜けた。
全セは7回に1点を失ったものの、9投手のリレーの最後を藤川(阪神)が無失点で締めた。
