藤原竜也(29)主演で映画「おかえり、はやぶさ」(来年3月公開、


監督本木克英)が製作される。


小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトで、エンジン開発に携わったエンジニア役。


「はやぶさ」題材の映画としては、竹内結子(31)主演「はやぶさ/HAYABUSA」と、


渡辺謙(51)主演「はやぶさ~遥かなる帰還~」の製作も決定しており、3作品の対決としても注目される。


 藤原が演じるのは「はやぶさ」プロジェクトで「イオンエンジン」の開発を担当した才能ある青年役。


「たくさんの奇跡を起こして生還し、日本中に感動を呼んだはやぶさの映画に参加できてうれしい。


日本を元気にするような、温かい作品を届けられるよう頑張ります」と意気込んでいる。


 藤原版のテーマは「親子愛」。父役の三浦友和(59)は、


はやぶさ以前の宇宙探査計画でリーダーを務めていたが失敗。


はやぶさの奮闘を経て、壊れかけていた親子の関係が再生されていく描写に力点が置かれている。


「親子の絆は松竹得意の切り口。家族を通して“はやぶさ”を描き、


日本全体が勇気を持てる映画にしたい」と語った。