村上ファンドのインサイダー取引事件で、最高裁は、


元代表の村上世彰被告(51)の上告を退けた為、


これにより執行猶予の付いた有罪判決が確定となった。


 2004年、村上ファンド元代表の村上世彰被告はライブドアがニッポン放送株を


大量取得する方針を聞き、公表される前におよそ193万株を99億円あまりで


買いつけたインサイダー取引の罪で起訴されていた。


村上被告は裁判で無罪を主張したが、1審は懲役2年の実刑、


2審は執行猶予の付いた有罪判決となっていた。


村上被告側は上告したが、最高裁は6日付でこれを退けた。


懲役2年、執行猶予3年、追徴金11億円あまりの有罪判決が確定することとなった。