3日、広島に夏の訪れを告げる「とうかさん」が広島市中区の円隆寺で始まったもよう。
近くの中央通りでは、地元商店街などが企画した「ゆかたできん祭」も開幕。
いずれも5日まで開かれ、浴衣姿の市民でにぎわいそうだ。
約550個のちょうちんを飾り付けた同寺では、
午前9時から檀家(だんか)約60人が境内を清掃した。
4日は午後2時50分から、本堂で東日本大震災の復興祈願法要をする。
同寺は期間中に約6万人の参拝客を見込んでいる。
中谷本耀住職(60)は「安寧を願う祭り。
皆さまが安心、安全に暮らせるよう祈らせていただく」と語った。
ゆかたできん祭は、3、4の両日午後7時半から、
メーンイベントの「ゆかたで踊りんさい」を開催する。
