16日、俳優で、テレビ司会者や書評家としても活躍した


児玉清(こだま・きよし、本名・北川清=きたがわ・きよし)氏が午後0時28分、


胃がんのため、東京都内の病院で死去した。77歳。東京都出身。


 昭和9年生まれ。学習院大学時代は演劇部で、篠沢秀夫氏(現学習院大学名誉教授)らと活動。


卒業後、東宝の新人俳優公募コンテスト「ニューフェース」に合格し


、映画俳優として、黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」などに出演する。


一方で、テレビ俳優としても活躍。


「ありがとう」「白い巨塔」「HERO」「トップキャスター」など数々の人気連続ドラマに出演していた。


 読書家としても知られていて、NHKの書評番組「週刊ブックレビュー」の


司会を務めたり、産経新聞などや雑誌の書評連載もこなしていた。


 昭和50年にテレビ朝日系で始まった誰もが知るクイズ番組


「パネルクイズ アタック25」の司会を担当。


一般出場者を気遣う知的で誠実な司会ぶりがお茶の間の幅広い年齢層で支持され、


30年を超える長寿人気番組に育てあげた。


なお、葬儀の日取りは未定となっているという。