14日、今季初の3連勝と勝率5割復帰が目前だった巨人は、


最後の詰めを欠いた。


1点リードの九回、抑えのロメロの乱調で逆転サヨナラ負け。


原監督は「最終回に1点勝っている状況で守り切れなかった。


それがすべて」と淡々と語った。


 きっかけは、途中出場で三塁に入った脇谷の拙守。


先頭の東出のゴロを、球の持ち替えにもたつき内野安打にしてしまった。


指揮官が「あれを安打にしているようじゃね」とやり玉に挙げた手痛いミス。


その後ロメロが制球を乱し、2四球で1死満塁となってからの暴投で同点。


最後は2死満塁から、石原への初球が痛恨の押し出し死球となった。


 この日は小笠原が前日13日の死球の影響で登録を外れた。


阿部、高橋由、山口に続く主力の戦線離脱。反攻の態勢が整うまで、苦しい戦いが続く。