12日未明、タレントの上原美優さん(24)が
東京・目黒区の自宅マンションで首をつっているのが見つかり、
その後、死亡した。
部屋からは遺書らしきメモが見つかっていて、
警視庁は自殺とみている。
警視庁によると、12日午前2時過ぎ、目黒区の自宅を訪ねた男性(26)が、
上原さんが部屋のドアにベルトとスカーフをかけ、
首をつっているのを発見し、病院に搬送された後に死亡が確認された。
上原さんは鹿児島・種子島出身で、バラエティー番組などで活躍していた。
関係者によると、上原さんは去年3月に母親が死去した後、
「お母さんの所に行きたい。死にたい。仕事が嫌だ」などと話すことがあったという。
父親・藤崎久男さんが同日午後、突然の訃報につらい胸の内を明かした。
上原さんが藤崎さんと最後に話した会話は、去年3月に死去した母親についてだった。
藤崎さん「きのう、電話が(午前)11時半ごろにありまして、
『もう種子島に帰りたい。お母さんの所に行きたい』と泣いて電話がありまして。
何とかなだめて『種子島に帰って来い』と、『私があした迎えに行くから』と話を切って、
『夜にゆっくり話をしよう』と言って電話を切ったんですけど、
ゆうべ10時10分にまた電話がありまして、『もう元気になったから、
仕事行くから、大丈夫だよ。(迎えに)来ないでいいよ』と。
『じゃあ、おやすみ』と言って、ゆうべは別れたわけです。
それでこういう事情になりまして、ファンの方にも今まで大事にしていただいて申し訳ありません。
もう何とも言いようがありません」と寂しげに語った。
