2010年度のスマートフォンの国内出荷で、米グーグルの基本ソフト(OS)


「アンドロイド」を搭載した端末が491万台と57・4%を占め、


米アップルの「iPhone」(323万台、37・8%)を初めて上回ったという。


 調査会社のMM総研が10日、明らかにした。


 NTTドコモやKDDIなどがアンドロイド端末を多数投入し、


ソフトバンクだけが販売するアイフォーンを抜いた事になる。


 10年度の全出荷台数は前年度比3・7倍の855万台と、


携帯電話全体(9・3%増の3764万台)の2割強を占めた。


端末メーカー別ではアップルが首位を守り、シャープが208万台(全体の24・3%)、


ソニー・エリクソンが84万台(9・8%)、サムスン電子が77万台(9・0%)となっている。