10日、外食大手のゼンショーは展開する牛丼チェーン「すき家」で


牛丼並盛り(定価280円)を30円値下げする「初夏の250円セール」を


16日から22日までの期間限定で実施すると発表した。


 「松屋」を運営する松屋フーズと「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスも同日、


牛丼の値下げを発表。


松屋は3社で最も長い8日間(16日~23日)にわたり、


牛めし並盛り(定価320円)を240円の「業界最安値」で販売するという。


 吉野家は東日本地域限定で17日から23日まで、


通常380円の牛丼並盛りを270円で販売する。


新潟、群馬、山梨、埼玉、神奈川以東の約500店舗が対象となる。


 東日本大震災による被災で牛丼3社は営業休止や


開店時間の短縮を余儀なくされていたが、現在は大半の店舗で通常営業に戻っている。


復旧が進んだことで、激烈な値下げ競争が再燃した格好になったようだ。