「母の日」の8日、被災地では、不自由な避難生活を続ける一方、
楽しそうにたわむれる母子が目についた。
小遣いを握り締め、母親のためにカーネーションを買う子どもも。
一方で母親を亡くした人も多く、故人に供える白いカーネーションが目立っている。
岩手県山田町の旧県立山田病院前で仮営業する生花店。
店主は「今年は白を多めに仕入れた」と話す。
実際に白いカーネーションが売れているという。
岩手県陸前高田市の朝市では、義母を亡くした斉藤真由美さん(26)がカーネーションを購入。
yo遺骨に供え、「今日は菊の花じゃなくカーネーションを届けたかった」と語ってくれた。
