世界遺産の登録への可否を事前に審査する
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」
(イコモス、本部・パリ)は7日(現地時間6日)、日本が再推薦した
「平泉」(岩手県平泉町)について、世界文化遺産として登録を求める評価結果を勧告したという。
また、小笠原諸島(東京都小笠原村)は国際自然保護連合(IUCN)が
審査、同じく自然遺産として「登録が適当」とする評価をまとめた。
いずれも6月19~29日にパリで開かれるユネスコの世界遺産委員会で
正式に登録が決定される見通しで、決定すれば、
日本の世界文化遺産は07年の「石見銀山遺跡とその文化的景観」
(島根県大田市)に続く12カ所目。自然遺産は、05年の知床(北海道)に次いで4カ所目となる予定だ。
