ソニーのオンラインサービス利用者の個人情報が流出した事件で、
カナダの女性がソニーや関連会社を相手取り、
およそ840億円を超える損害賠償を求めて訴訟を起こした。
この問題は、ソニーのゲーム機「プレイステーション」の
オンラインサービスのデータベースに何者かが不正にアクセスし、
利用者の個人情報が盗まれたもので、
全世界で1億人を超える個人情報が流出した疑いがある。
この問題に関してカナダ人の21歳の女性利用者が、4日までに、
およそ840億円を超える損害賠償を求めソニーやその関連会社を提訴した。
原告の弁護士事務所によると、カナダでの被害者は100万人以上にのぼり、
集団訴訟を呼びかけているという。
原告の女性は、「ソニーは利用者よりも
ゲーム自体を守ることに力を注いでいるようにみえる」などと話をしている。
