先週から「80710A06」エラーで接続できない問題が発生したPSN。


先週土曜日にはシステムを再構築して「ネットワークインフラを


より強化」するとしていたソニーだが、それによりPSNの復旧が遅れている。


SCEAのパトリック・シーボルト氏が、現在の復旧状況を話している。


「我々はPSNとQriocityサービスが停止中であることにつき心から申し訳なく思っております。


現在我々は24時間体制で復旧に向けて取り組んでいます。


ネットワークインフラをより強化するため、システムを再構築することも、


この件の解決へ向けての我々の取り組みの一つです。


この作業を完了させるまでには時間がかかりますが、


システムのセキュリティを向上させるためにはそれも必要なことだと判断しました。


皆様には、今日まで辛抱して下さり感謝しているとともに、


この作業が完了するまで、いましばらくお待ちいただきたいと思います。


今後も進展があり次第情報をお伝えしていきます。」



金曜日にPlayStation公式ブログに掲載されたシーボルト氏の声明は,


「外部の第三者により標的とされた」というヨーロッパ版PlayStation公式ブログの


投稿を裏付けるものとなっている。


今、一番あやしい容疑者は、数週間前にもPSNに攻撃を仕掛けたハッカー集団


「アノニマス」だ。その後アノニマスは攻撃を中止したが、


アノニマスから枝分かれした一部の人間が今回の「外部の第三者」である可能性は十分ある。


ネット上にはアノニマスを代表するという人からの投稿が数多く公開されている。


そのなかには、この攻撃を非難するものもあれば、今回の犯行声明もあるようだ。