ゴールデンウィーク中に七尾市内で開催される「青柏祭」(5月3~5日)と


「花嫁のれん展」(4月29日~5月8日)のPR隊が県庁を訪れた。


同市PR隊のメンバーは、2007年の能登半島地震を振り返り、


「4年前は七尾から能登の元気を発信した。


今年は(東日本大震災の)被災地に元気を送りたい」と、祭りの通常開催をアピールした。


 震災の影響で、小松市の「お旅まつり」(5月13~16日)が規模を縮小するなど、


県内で開かれるイベントでも自粛ムードの広がりが懸念されている。


  谷本知事は「過度な自粛は被災県も望んでいない。


震災を吹き飛ばすように、例年以上に元気を出してやってほしい」と激励したという。


  青柏祭は、高さ12メートルの3台の曳山が市内を練り歩く、


大地主神社の春祭りで、国指定重要無形民俗文化財に指定されている。


  花嫁のれんは、県内や富山県西部に伝わる嫁入り道具の一つで、


「花嫁のれん展」では、一本杉通り沿いの民家や商家約50軒に、


150枚ののれんが飾られる。


今年は、フジテレビ系列で全国放送されたテレビドラマのストーリーを


題材にした、新作のれんも展示される予定だ。