那須塩原以北の大半が不通となっていた東北新幹線が、


12日から福島まで開通した。


震災後初めて、福島から仙台まで在来線に新幹線の乗り継ぎ列車が運行されるため、


JR東日本の列車で東京-仙台を高速移動できるようになった。


 東北新幹線は12日から、東京-福島に「やまびこ」「Maxやまびこ」が


ほぼ毎時1本の間隔で、下りが12本、上りが13本。


福島から山形新幹線の山形、新庄へ直通する「つばさ」も9往復運行される。


 福島-仙台には新幹線乗り継ぎ用の快速「新幹線リレー号」が走る。


新幹線と「リレー号」で、震災前の同区間最速1時間35分には及ばないものの、


東京-仙台は最速3時間5分で結ばれる。


唯一の直通移動手段だった高速バスは5時間半前後かかっていただけに、大幅な短縮となる模様。