死者をよみがえらせるなど多数の奇跡を起こしたとされ、


鳩山由紀夫前首相の幸夫人も心酔していると伝えられたインドの超能力者、


サティヤ・サイ・ババ(85)が危篤状態に陥り、


インド南部の病院で集中治療を受けていることが明らかとなった。


 AFP通信が伝えたところでは、サイ・ババは3月28日、


肺と胸のうっ血の為入院。4日、夜に行った病院側の説明によると、


容態は悪化しつつあり、人工呼吸器を付けて腎臓透析を受けているとコメント。


病院には、心配した信者ら数千人が到着しつつあるという。


 サティヤ・サイ・ババは世界で最も有名な霊的指導者の1人。


インドの神の化身と宣言し、「不治の病を治した」「死者をよみがえらせた」ということで、


インドのみならず世界中に数百万人の信者を持っている。


日本でも1990年代半ばにブームとなり、女性棋士の林葉直子(43)が


「サイ・ババに会いに行く」として将棋界を辞めたことも。


一部マスコミではデマ騒動が起こったこともあったが・・・。


 もっとも、インドでは社会奉仕者として広く慕われており、


サイ・ババの財団はインドの保健・教育分野に資金援助を行っている。


現在、サイ・ババが治療を受けている病院も、財団が援助を行っているという。