第83回選抜高校野球大会は3日、甲子園球場で決勝戦を行い、
東海大相模(神奈川)が6―1で九州国際大付(福岡)を下し、
初制覇した2000年以来11年ぶり2度目の優勝を果たした。
東海大相模は3回1死三塁から3番・田中が右中間へ先制のタイムリー二塁打。
4番・佐藤も三遊間を破る左前適時打で続き、2点を先行した。4回には内野安打で出た走者を
犠打の間に三塁に進め、1番・渡辺の右中間を破る適時三塁打で1点を追加。
5回無死一塁からは、4番・佐藤が低めのストレートを左中間スタンドに叩き込む2ランで5―0とし、
7回には5番・菅野の右中間スタンドへの大会第16号ソロでリードを広げた。
投げては左腕・長田とエース近藤のリレーで、九州国際大付の強力打線を1点
に抑え、九州勢の大会4連覇を阻止し快勝した。
