宮城県警の情報によると、20日午後4時ごろ、石巻市でがれきの下から2人が救出された。
80歳の阿部寿美(すみ)さんと、孫で16歳の任(じん)君と確認された。
任君は、救出現場近くの中学校を去年の春に卒業し、その後、仙台市にある高校に進学していた。
現在、避難所となっている母校の中学校の関係者も、今回の救出について、大変、喜んだという。
20日午後4時ごろ、宮城・石巻市の住宅のがれきの下で、警察官が80歳の女性と16歳の少年の二人を発見し、ヘリコプターで石巻赤十字病院に搬送したという。
少年は、低体温症にかかっており、衰弱しているということだが、意識はあるという。
20日午後4時ごろ、宮城・石巻市門脇2丁目の住宅辺りで、捜索にあたっていた警察官が倒壊した屋根の上で、助けを求める男性がいるのを発見した。
さらにその住宅のがれきの下に、80歳の女性、阿部寿美(すみ)さんがいるのを発見したという。
女性の方は低体温症にはかかっておらず無事だという。
