17日、民放各局のテレビでACジャパン(旧公共広告機構)のCMが大量に流れ、同団体に視聴者から抗議が殺到していることが分かった。


同団体は公式サイトに「大変ご不快な思いをおかけしました」とする謝罪文を掲載するとともに、「CMの放送はテレビ局の独自判断」として理解を求めているという。


 ACジャパンは、広告を通じて社会貢献を行う団体で、CMは無料で放送される。


今回は震災の影響で予定されたCMを自粛するスポンサーが相次ぎ、その空白を埋めるため、テレビ局が同団体のCMを大量に使用しているという。


 抗議では「企業の自粛であまったCM枠を買いあさっているのか」など誤解に基づくものが多いという。


 「各テレビ局に、最後に入る『エーシー』という音声の削除をお願いした。


震災を扱ったCMも週明けに完成予定で、活動を理解してほしい」と話している。


 ※「エーシー」の音声は17日、22時の時点で削除されている模様。