17日、みずほ銀行は勘定系システム障害のため、同銀行が保有する約5600台のATMが全て、再び稼働停止したことを明らかにした。
全国の本支店(約440店舗)で現金の出入金や振り込みなどができなくなったという。
提携している銀行やコンビニエンスストアなどのATMでも、同行のキャッシュカードは使えなくなった。
17日朝、みずほ銀行のATMはシステム障害により、全ての稼働が停止、その後、午前11時すぎに外貨預金サービスを除きいったん稼働を再開したばかりだったという。
完全復旧のめどは立っておらず、障害は少なくとも週末まで続く見通し。
障害の発生は3日連続で同行の西堀利頭取は17日午後記者会見し、「18日もシステムが立ち上がらず、窓口取引の開始時間が遅れる可能性が高い」などと発表し、同日のサービスに制限を設ける考えを示した。
原因については「都内の複数支店に大量の取引が集中したため」と述べるにとどまったが、東日本大震災の義援金を大量に受け付けたためとみられている。
