日本でも人気の韓流ガールズグループ「KARA」の所属事務所は15日、東日本大震災の被災者への支援のため、23日に発売予定のシングルの収益金全額を寄付すると明らかにし、聯合ニュースが報じた。


 このほか、日本でも歌手活動を行うリュ・シウォンさんが2億ウォン(約1450万円)を寄付し、自ら被災地でボランティア活動を行う考えを表明。人気女優チェ・ジウさんも2億ウォンを寄付するという。


 また、15日付の韓国紙、朝鮮日報は俳優イ・ビョンホンさんのインタビューを掲載。イさんは「韓国各界が力を合わせ、日本の人たちに希望を与えるため立ち上がらなければならない」と訴えた。


吉本興業所属のタレントたちも15日、大阪市中央区の「なんばグランド花月」周辺で募金活動を始めた。


集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地に送られる予定。


 落語家の笑福亭仁鶴(74)、漫才師の中田カウス(61)、中田ボタン(62)らベテランから若手までが募金箱を抱え、声を張り上げて協力を呼び掛けた。


カウスは「小さなお子さんから年配の方までが寄付してくださり、大きな気持ちが伝わってきた」と話した。


当面、劇場が営業している昼ごろから夕方まで、タレントたちが募金を呼び掛けるという。