11日の地震はスポーツ界にも大きな影響を与えた。


東北地方以外も、スポーツ選手や観客の移動に支障が出ると予想されるため、Jリーグ全試合をはじめプロ野球のオープン戦など、中止が次々と相次いだ。関係者は対応に追われる事となった。


 サッカーのJリーグは12、13日の1部(J1)、2部(J2)第2節計19試合を中止にした。


節の全試合が行われないのはJリーグ史上初。プロ野球オープン戦は12日の6試合全てと13日のヤクルト-楽天(神宮)が中止になった。


 今週末はバレーボールVリーグ全試合と中央競馬(中山、阪神、小倉)全てが中止に決定。


関東地方では12日の世界ボクシング評議会(WBC)女子のトリプル世界戦(東京・後楽園ホール)と12、13日のハンドボール日本リーグの男女プレーオフ(同・駒沢体育館)が中止となった。


 東北地方では福島県郡山市で12日に予定されていたバスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝第2戦と12、13、15日に行われる予定だったアイスホッケー・アジアリーグのプレーオフ決勝第1~3戦がとりやめ。


12、13日に予定されていたライフル射撃の全日本選手権も見送られた。いずれも今後の予定は協議中だという。