『アルマゲドン』や『パールハーバー』などを手掛けてきたマイケル・ベイ監督が、自身がメガホンを取った『トランスフォーマー/リベンジ』が駄作であると告白したことがハリウッド・リポーターによって明らかとなった。


 これはマイケル監督がイギリスの雑誌に答えたもので「幾つかの過ちを犯した」と批判的な評価の多かった続編について、まず苦言を呈した後、すぐに「今、見直してみると、全くの駄作だと思ったんだ。


あれは脚本家のストライキで、わずか3週間で脚本を撮影までに間に合わせる状態だったため、(そんな状態で)映画を製作するなんて無理だったんだよ」と失敗した理由を明かした。


 さらにマイケル監督は「手元にあったのは14ページだけの、映画がどういうものなのかというアイデアがわかる程度のものだった」と付け加えた。


 この映画で主演したシャイア・ラブーフも、同作がカンヌ国際映画祭で上映された際に「続編を鑑賞した時は、僕らがやったことに満足できなかったよ。


確かに激しいスタントがあったが、ハートを無くしてしまった感じだった」と述べている。


 だが、シャイアもマイケルも3作目に当たる『トランスフォーマー:ダーク・オブ・ザ・ムーン(原題) Transformers : Dark of the Moon』を製作して、現在はその編集段階にある。さらに撮影中は、『アバター』のスタッフのもと3D撮影を行っていたそうだ。


 そのため今度こそマイケル監督に、期待ができるかも?