世代を超えて関わるメリット

世代を超えて関わるメリット

子供とお年寄り、どちらにも恩恵をもたらす幼老複合施設!

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幼老複合施設はメリットの多い施設ですが、一方でデメリットもあります。最近では特に感染症のリスクがあることがデメリットとして挙げられるでしょう。子供も高齢者も抵抗力が低く、集団での感染には相当な注意を払う必要があります。コロナ禍の状況では幼老複合施設のメリットでもある子供と高齢者の交流もままなりません。感染対策を十分に取ることが幼老複合施設では求められてます。

昨今、保育所と介護福祉施設を一体化した幼老複合施設が増えつつあります。これは多世代交流を図る試みであり、これには様々なメリットがあると考えられています。

まず一つ目は社会の多様なニーズに応えられること。現在日本では保育士が足りておらず、特に東京など都市部で待機児童が増えています。これは社会的にクローズアップされており、早急な解決が求められている問題です。そこで保育所と介護施設を一体化することでこの問題の解消に努めるとともに、政府が目指している地域包括ケアシステムの実現に向けて大きな一歩を歩みだしています。

また、介護福祉施設にはデイサービス並びに入居施設を併設し、保育所などと共同でイベントを開催することで、児童と高齢者との多世代交流を推進しています。特に、都市部では核家族化が進む中で、お年寄りとの交流が殆どないという家庭も増えています。そのような社会的な状況の中で、世代の違う者同士が交流する場ができることで、互いに良い効果をもたらします。子供たちはお年寄りとの交流が成長に繋がり、他方で、お年寄りは子供たちから元気をもらうことができ、相乗効果をもたらすのです。その他にも、多目的ホールではボランティアによるイベントなどが開催され、地域の交流の場として機能しています。

このように、国が政策として推し進める地域包括ケアシステムの実現の第一歩として、幼老複合施設が注目されており、世代交流をはじめ、地域交流の活性化に良い効果をもたらしています。

幼老複合施設の詳細情報:http://make-a-smile.net